『ポーの一族』2018年花組と2026年雪組の違い
サムネイルは非公式のAIイラストです。本人の写真・公式公演画像ではありません。
作品比較ガイド/2018年花組・2026年雪組
『ポーの一族』は、明日海りおさん・柚香光さんを観たいなら2018年花組、朝美絢さん・音彩唯さんを観たいなら2026年雪組から選べます。
同じ題名でも、配役・劇場・収録日・観られる時期は異なります。
とくに押さえたいのは、2018年のトップ娘役はシーラ役、2026年のトップ娘役はメリーベル役という違いです。
情報確認日:2026年10月4日(日本時間)。宝塚歌劇団・阪急電鉄の公式記事ではない、非公式の入門ガイドです。配役・商品仕様と、編集上の鑑賞提案を分けて紹介しています。公演・発売・配信予定、価格、取扱状況は変更されるため、利用時に公式案内をご確認ください。
最初の一本を選ぶ
- 明日海りおさんのエドガー、柚香光さんのアランを観たい:2018年花組。宝塚大劇場のBlu-rayと、東京千秋楽のオンデマンド配信が候補です
- 朝美絢さん・音彩唯さんの兄妹、縣千さんのアランを観たい:2026年雪組。Blu-ray・DVDは10月13日発売予定。確認日時点では発売前です
- ライブ配信で同時に楽しみたい:公式案内で実施日と視聴条件を確認しましょう。好きな時間に再生するオンデマンドとは選び方が違います
- まだ決めきれない:下で紹介する公式YouTubeを一本ずつ。短い映像の気になる人物から、本編へ進めます
公演情報は2026年雪組の公式案内、商品と視聴方法は本文後半で確認できます。
物語と人物関係
原作は萩尾望都さんの漫画、脚本・演出は小池修一郎さん。2018年に宝塚で初めて舞台化され、2026年に雪組で再演されました。中心にいるのは、年を取らない「バンパネラ」となった少年エドガーです。2018年の公式作品紹介/2026年の公式作品紹介
初見では人名を全部暗記するより、「妹を守りたい」「家族の中にいる」「自分と似た孤独を持つ相手に出会う」という三つの関係を手がかりにすると、エドガーの気持ちを追いやすくなります。
- エドガーとメリーベル:兄と妹。何を守るために、どんな選択をするのか
- ポーツネル男爵とシーラ:エドガーたちを取り巻く大人の夫婦。家族でいることが、誰にどんな安心を与えるのか
- エドガーとアラン:出会った二人の少年。相手への関心が、警戒や反発とどう隣り合うのか
これは公式あらすじを踏まえた、本サイトの鑑賞の手がかりです。出来事の順番や結末を先に覚えなくても、まず誰が誰に言葉を向けているのかを見ていけば大丈夫。関係を整理したいときは、2018年版の人物相関図も助けになります。
2018年花組と2026年雪組の配役
以下は本公演の配役です。組名と配役は各公演当時の情報で、現在の所属や活動とは異なる場合があります。公式配役表には新人公演の出演者も併記されているので、検索するときは見る列を間違えないようにしましょう。
2018年花組
- エドガー・ポーツネル:明日海りおさん
- シーラ・ポーツネル男爵夫人:仙名彩世さん
- アラン・トワイライト:柚香光さん
- メリーベル:華優希さん
- フランク・ポーツネル男爵:瀬戸かずやさん
- ジャン・クリフォード:鳳月杏さん
2026年雪組
- エドガー・ポーツネル:朝美絢さん
- メリーベル:音彩唯さん
- フランク・ポーツネル男爵:瀬央ゆりあさん
- シーラ・ポーツネル男爵夫人:小桜ほのかさん
- アラン・トワイライト:縣千さん
- ジャン・クリフォード:華世京さん
「トップコンビなら恋人同士を演じる」とは限りません。2018年の仙名さんは男爵夫人、2026年の音彩さんはエドガーの妹です。
ここから「2026年は兄妹の場面が何分増えた」「筋書きがこう変わった」とまでは、配役表だけでは判断できません。配役表で確認できるのは、担当する役の違いです。
出演者のインタビュー
2018年花組:漫画のエドガーに、どんな声を与えるか
初演の制作発表会レポートで、明日海さんは原作の画から「エドガーはどんな声をしているのだろう」と想像して挑むことを語っています。引用は宝塚歌劇公式・制作発表会レポートの本人の発言からです。
この問いは、原作を知らない人にも使えます。相手を遠ざける言葉と、そばにいてほしい気持ちは、同じ声からどう聞こえるでしょうか。歌の一節を「きれいだった」で終えず、直前の台詞、言い終わった後の沈黙までつなげて聴くと、少年の外見の内側にある時間を想像できます。
アランに惹かれたら、柚香さんの登場する場面で、言葉の強さと相手に近づく・離れる動きを一緒に追うのも一案です。現在の活動や別の役へ進む入口は、柚香光さんの人物・作品ガイドにまとめています。
2026年雪組:年を取らない存在を、身体でどう表すか
朝美さんは2026年9月11日の東京公演舞台稽古後の取材で、役作りについて「体重のないような軽さ」を意識したと話しています。こちらは劇団公式のコメントではなく、取材を行った日刊スポーツの当日記事に掲載された本人の言葉です。
この言葉を知ったら、顔のアップだけでなく、歩き始めや立ち止まる瞬間、ほかの人のそばに立つ姿を見てみてください。人間と同じ舞台に立っていながら、時間の流れを共有できない存在を、身体からどんなふうに感じるか。初演の「声」と再演の「軽さ」は、優劣を決める物差しではなく、観る場所を増やしてくれる二つの入口です。
音彩さんのメリーベルとの場面では、兄として相手を気にかけるエドガーと、一人でいるエドガーを見比べることもできます。朝美さんのほかの役が気になったら、朝美絢さんの人物・作品ガイドへ進んでみましょう。
二度目の鑑賞ポイント
ここからは演技の評点ではなく、二つの版を楽しむための編集上の提案です。『ポーの一族』の面白さを、「永遠に若く美しい人物がいる」という設定から、周りとの関係へ広げてみます。
1 同じ姿のまま、相手との距離は変わる
外見が変わらなくても、出会いを重ねれば、同じ言葉に乗る気持ちは変わるはずです。エドガーが誰かを見つめる場面で、すぐに言葉を返すか、黙って相手を待つかに注目してみてください。二つの版の同じ役を追うときも、容姿の似ている・似ていないだけでなく、相手との間にどんな時間が流れるかを味わえます。
2 守ることと、そばに置くことは重なるのか
兄妹、夫婦、少年同士。それぞれの関係には、相手を大事に思う気持ちと、離れたくない気持ちが見えてくるかもしれません。「この人の願いがかなうと、相手は何を得て、何を失うのだろう」と一度立ち止まると、美しい家族の姿にも別の輪郭が生まれます。初見で好きになった人物を、二度目はその相手の側から見るのがおすすめです。
3 漫画を読む時間と、舞台で待つ時間
漫画は一つのコマで長く立ち止まれます。舞台の映像では、歌や沈黙が一定の時間をかけてこちらに届きます。原作ファンなら、「あの画が再現されたか」に加えて、一つの感情にどれだけ時間が与えられているかを見てみましょう。原作未読なら、先に舞台で残った表情を覚えておき、あとで漫画を開く順番にも楽しみがあります。
収録内容と発売予定
価格・取扱状況は確認日時点の情報です。注文前には、年・組・劇場・収録日を一組で確認しましょう。
2018年花組を手元に残すなら:Blu-ray TCAB-057
- 収録:宝塚大劇場、2018年1月19日
- 表示時間:162分+スターアングル
- 内容:公演映像、稽古風景、スターアングル(別アングル映像)。16ページのブックレット付き
- 注記:商品ページでは映像・音楽の割愛、差し替えなしと案内
- 確認時価格:税込11,000円。発売元公式の商品ページ
スターアングルは、本編とは別の見方を楽しむための特典です。「別キャストの公演がもう一本入る」という意味ではありません。DVDの品番はTCAD-546です。2018年版の公式特集ページにはSOLD OUT表示がありますが、過去の特集だけで現在の全店舗の在庫は判断できません。DVDを探す場合も品番で照合し、取扱いと価格は各販売先で確認してください。
2018年花組をレンタルで試すなら:東京千秋楽のオンデマンド
Rakuten TVには『ポーの一族(’18年花組・東京・千秋楽)』の本編配信ページがあります。確認時のレンタル表示は880円。視聴開始は購入から30日以内、開始後は7日以内に視聴を終える条件です。
これは東京宝塚劇場の千秋楽版で、上のBlu-rayの宝塚大劇場収録とは別です。配信ページの「制作年」欄が2019年でも、作品名が示す公演は2018年花組。制作・配信の年と上演年を混同しないようにしましょう。商品と配信は、収録会場を含めて別々に確認してください。
2026年雪組を選ぶなら:Blu-ray TCAB-306/DVD TCAD-625
いずれも2026年10月13日発売予定で、10月4日の確認日時点では予約商品です。収録日は2026年7月29日、劇場は宝塚大劇場。10月の東京千秋楽を収録する商品ではありません。
- Blu-ray:TCAB-306。167分+スターアングル、確認時税込12,100円。公式商品ページ
- DVD:TCAD-625。167分、確認時税込9,900円。公式商品ページ
- 共通:公演映像、稽古風景、16ページのブックレット。公式案内ではこの三つの内容は両媒体で同じです
- 違い:スターアングルはBlu-ray側に収録。再生機器が対応するかも合わせて確認しましょう
- 音楽等の注記:両商品とも、確認日時点では映像・音楽の割愛、差し替えなしと案内されています
作品の本編を観ることが目的なら、再生できる媒体と予算を優先できます。別アングルも繰り返し楽しみたいならBlu-rayが候補です。予約特典の条件・受付期限は発売元の公式特集で確認し、特典が必ず付く前提では選ばないようにしてください。
公式YouTube
- 花組公演『ポーの一族』制作発表会 パフォーマンス(ノーカット)
配信元:宝塚歌劇 公式チャンネル Takarazuka Revue Company。2018年公演に向けた制作発表会の映像です。「ノーカット」はこのパフォーマンスについての表記で、公演本編全編という意味ではありません - 雪組公演『ポーの一族』初日舞台映像(ロング)
2026年雪組の公式公演ページから、宝塚歌劇公式YouTubeへのリンクを確認。公式ページでは7月24日更新と案内されています。「ロング」でも舞台の紹介映像で、公演全編ではありません
前者は制作発表会、後者は舞台の抜粋なので、映像の条件は同一ではありません。声や動きに惹かれるかを確かめる入口として使い、本格的な比較は本編で楽しみましょう。動画の公開継続や地域による再生可否はYouTubeでご確認ください。
ライブ配信と中継
2026年版の東京千秋楽については、自宅などで観るライブ配信と映画館で観るライブ中継が発表されています。
ディスクは宝塚大劇場収録です。2026年雪組の東京千秋楽ライブ配信は、10月25日(日)13:30開演です。視聴券の販売期間は10月11日(日)10:00〜10月25日(日)15:30です。
- 通常の視聴券:4,000円(税込)。Rakuten TV、U-NEXTで販売します。
- Rakuten TVの公演プログラム付き視聴券:5,500円(税込・送料別)。数量限定で、予定枚数に達すると販売終了となります。
出典:宝塚歌劇の告知、配信deタカラヅカの案内。配信条件確認日:2026年10月6日(日本時間)。
このライブ配信の案内では、開演後に購入してもその時点からの配信となり、巻き戻しての再生はできません。好きな時間に観たい場合は、見逃し・追っかけ再生があると決めつけず、視聴条件を先に確認しましょう。終了した公演の告知が残っていても、現在購入・再生できるとは限りません。
方式で迷ったらライブ配信とライブ中継の違い、過去公演を自分のペースで観たいならタカラヅカ・オン・デマンドの選び方も参考になります。
よくある質問
原作を読んでいなくても観られますか?
最初から人物を全員覚える必要はありません。エドガー、妹メリーベル、出会う少年アランの三人を手がかりにし、わからない関係だけ公式の人物相関図で確認する順番をおすすめします。原作のすべての巻・エピソードを一公演で観られるという意味ではありません。
柚香光さんがエドガーを演じているのはどちらですか?
ここで扱う2018年花組の本公演では、柚香さんはアラン役です。エドガーは明日海さん。2026年雪組のエドガーは朝美さん、アランは縣さんです。
短い配信に『ポーの一族』と書いてあれば、本編ですか?
本編とは限りません。主題歌や一場面を抜き出した映像、制作発表会、稽古場、出演者のトークにも作品名が入ります。商品名に加え、カテゴリ、出演者、収録内容、再生時間を確認してください。CDは音声商品です。
2018年版と2026年版、どちらが正解ですか?
好きな出演者がいる版からで大丈夫です。人物を知らず、まず自宅で本編を試したいなら2018年のレンタル配信が候補。2026年雪組の出演者に惹かれるなら、その版の公式紹介映像を見てから、対応する商品や視聴方法を選びましょう。
出典と更新
配役・公演情報は宝塚歌劇公式、映像商品の仕様は発売元の宝塚クリエイティブアーツ、レンタル条件はRakuten TVを参照しています。本人の短い発言は、公式制作発表会レポートと取材媒体の記事に出典を付けて紹介しました。鑑賞ポイントは本サイトの編集上の提案で、二公演を実見した観劇評として書いたものではありません。
本文には通常の公式商品・配信リンクと、広告と明記した楽天アフィリエイトの商品素材を掲載しています。舞台台本や歌詞は転載していません。未来の日付に関する案内は2026年10月4日時点の予定としてお読みください。
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雪組宝塚大劇場公演 ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』【Blu-ray】 [ 宝塚歌劇団 ]
2026年雪組・宝塚大劇場収録のBlu-ray、TCAB-306/JAN 4939804133064です。2026年10月4日確認時、10月13日発売予定・12,100円(税込)・予約受付中。発売日より後の配送となる可能性があります。2018年版と取り違えないようご確認ください。
作品の感想を読み比べたいときは、シクトク掲示板も入口になります。投稿は個人の感想で、配役や販売条件は上記の公式資料で確認してください。
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